直木賞 第170回(2024年) 受賞
八月の御所グラウンド
内容紹介
万城目学、ホルモー・シリーズ以来の青春京都小説にして、第170回直木賞受賞作!!
八月の京都の暑さに勝てる者などいない。すべての者は平等に、ただ敗者となるのみーー。
四回生の夏休み。彼女にフラれて京都に取り残された大学生がひとり。京都の暑い暑い夏。絶望的なほどに粘っこい空気のなか、朽木が自転車を漕いでいるのは、五回生の友人・多聞に焼き肉を奢ってもらうためだ。ようやくありついた焼肉。しかし多聞は、なぜかおもむろに野球の話をはじめる。話が妙なほうへ転がり出したのを感じていると、多聞は、朽木に貸した三万円のことを持ち出した。
「タダより高いものはないのだよ、朽木君」
送り火の季節、こうして謎の草野球大会「たまひで杯」に巻き込まれることになり……。(「八月の御所グラウンド」)
十二月に開催される全国高校女子駅伝。今回は走ることはないと思っていた一年生の坂東だったが、先輩の体調不良で急遽アンカーを走ることに。しかし、坂東は絶望的なまでの方向音痴なのだった。(「十二月の都大路上下(カケ)ル」)
京都で起きた幻のような出会いは、じんわり優しく、少し切ない。心の奥底に火をともす、奇跡のような二編の青春小説。
陸上競技選手の田中希実さんによる、熱い解説も必読です。
出典: 楽天の商品ページ(2026年8月20日時点)
紙の本(版一覧)
| 形態 | レーベル・出版社 | 刊行 | 在庫 | 購入 |
|---|---|---|---|---|
| 単行本 | 文藝春秋 | 2023年 | 在庫あり | 楽天 Amazon |
| 文庫 | 文春文庫 | 2026年 | 在庫あり | 楽天 Amazon |
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電子書籍
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この作品について
直木賞 第170回(2024年)の受賞作です。 受賞から2年が経ちました。 同じ回では 河﨑秋子『ともぐい』 も選ばれています。
確認できている版は2種で、2023年から2026年にかけて出ています。 文庫になったのは2026年、受賞から2年後です。