文学賞の受賞作696冊は、いま読めるか
受賞作を1冊ずつ、「新刊で買えるか・文庫はあるか・電子で読めるか」を調べた一覧です。 紙でも電子でも見つからなかった本が232冊、邦訳のある676冊の 34%ありました(2026-08-20時点)。
696冊の内訳
「入手困難」は版を特定したうえで在庫も電子版も確認できなかった本、「未確認」は流通している ISBNを特定できず在庫を調べられていない本です(翻訳書や古い合本に多く、実際には買える本が 含まれます)。6区分の定義と調査の限界。
受賞作の全文が読める号
偶然の出会い
偶然の1冊をひらく 収録696冊から無作為に選びます。新刊で買える本も、いま読めない本も同じ確率で出ます。
賞から探す
- 芥川賞 全受賞作一覧 第1回〜・189作のうち100作が新刊で買える
- 直木賞 全受賞作一覧 第1回〜・208作のうち120作が新刊で買える
- 本屋大賞 歴代大賞一覧 2004年〜・23作のうち23作が新刊で買える
- ノーベル文学賞 受賞者の代表作一覧 1901年〜・109冊のうち50冊が新刊で買える
- ブッカー賞 全受賞作一覧 新着 1969年〜・60作のうち19作が新刊で買える
- ヒューゴー賞 長編小説部門 全受賞作一覧 新着 1953年〜・74作のうち30作が新刊で買える
- ネビュラ賞 長編小説部門 全受賞作一覧 新着 1966年〜・62作のうち21作が新刊で買える
2026年の受賞作
| 賞・回 | 作品 | 著者 | 入手性 |
|---|---|---|---|
| 芥川賞 第174回(2026年) | 叫び | 畠山丑雄 | 新刊で買える |
| 芥川賞 第174回(2026年) | 時の家 | 鳥山まこと | 新刊で買える |
| 芥川賞 第175回(2026年) | ゾンビ回収婦 | 小砂川チト | 新刊で買える |
| 直木賞 第174回(2026年) | カフェーの帰り道 | 嶋津輝 | 新刊で買える |
| 直木賞 第175回(2026年) | けんぐゎい | 朝倉かすみ | 新刊で買える |
| 本屋大賞 2026年 | イン・ザ・メガチャーチ | 朝井リョウ | 新刊で買える |
| ネビュラ賞 2026年 | The Buffalo Hunter Hunter | スティーヴン・グレアム・ジョーンズ | 邦訳なし |
特集
- 【調査】翻訳された受賞作は、文庫になっても消える。海外4賞277冊を調べた 2026年8月22日公開。収録696冊の時点での集計です
- 【調査】芥川賞・直木賞の受賞作、4冊に1冊はもう読めない。528冊の入手性をぜんぶ調べた 2026年8月15日公開。海外のSF賞を加える前、収録528冊の時点での集計です
- 紙の本は買えないが、電子でなら読める受賞作(89冊)
- 紙でも電子でも見つからなかった受賞作(232冊)
- 文庫で読める受賞作(423冊)
- 受賞作が複数ある作家(36人) 受賞を重ねた作家の本が、今どれだけ流通しているか
- 受賞作は何年で文庫になるか 文庫になった受賞作の89%は受賞から3年以内。文庫版が出ていない158冊の一覧も
年代から探す
生まれた年から探す
生まれた年の受賞作は、いま読めるか。 1935年から2026年までの1年ずつについて、その年に選ばれた本といまの入手性を並べています。 受賞作が1冊も新刊で買えない年が6年あります。
読んだ本を数える
受賞作のうち何冊読んだかを数えるチェックリストです。共有すると読破率に応じた称号が付きます。 チェックはブラウザの中だけに保存され、サーバーには送信されません。
- 本屋大賞を数える(23作)
- ブッカー賞を数える(60作)
- ネビュラ賞を数える(62作)
- ヒューゴー賞を数える(74作)
- ノーベル文学賞を数える(109冊)
- 芥川賞を数える(189作)
- 直木賞を数える(208作)
更新履歴
- 受賞作が複数ある作家36人のページを作りました。2作以上が受賞している作家のうち18人は、受賞作を1冊も新刊で買えません。
- 調査記事「翻訳された受賞作は、文庫になっても消える」を公開しました。収録696冊での集計です。年代と文庫の有無を揃えても、入手困難な割合は国内3賞の13%に対し海外4賞は57%でした。
- 受賞から文庫化までの年数の相場を出しました。芥川賞・直木賞・本屋大賞で文庫になった受賞作の89%は受賞から3年以内、96%は5年以内に文庫化されています(1981年以降の217作)。文庫版が出ていない受賞作158冊の一覧を、受賞からの経過年数で分けました。
- 入手性を2026年8月20日時点で取り直しました。前回から在庫の状態が変わった本があります。
- ブッカー賞・ヒューゴー賞・ネビュラ賞の全受賞作を収録しました。収録は528冊から696冊になりました。邦訳が刊行されていない20冊は「邦訳なし」として、入手性の調査対象から分けています。
- 「入手困難」と「未確認」を分けて数えるようにしました。流通しているISBNを特定できず在庫を調べられていない本を、買えないと確認した本と一緒に数えていたためです。
- 調査記事「芥川賞・直木賞の受賞作、4冊に1冊はもう読めない」を公開しました。当時の収録528冊での集計です。
データを使う
696冊分の書誌と入手性判定を、CSVとJSONで配布しています(CC BY 4.0)。
出典を示せば、研究にも記事にもアプリにも使えます。
引用するときは「入手困難」と「未確認」が別物である点に
ご注意ください(ライセンス全文)。
読み放題・聴き放題という手
絶版になった受賞作が、定額サービスには残っていることがあります。 Kindle Unlimitedは書籍の読み放題、 Audibleは朗読で聴けるサービスで、 どちらも無料体験があります。とくに古い翻訳文学はAudibleに入っていることが少なくありません。
当サイトの入手性判定は定額サービスを見ていないので、「入手困難」と出ている本が 対象に入っていることがあります。 読み放題・聴き放題で探すで、その理由と確かめ方を書いています。
学生の方はPrime Studentに 本の購入でポイントが還元される特典があります(無料体験あり)。